8月に開催されるボート競技「ローイング」の世界選手権ジュニア部門に日本代表として出場する秋田県立本荘高校の小松煌選手が8日、秋田県庁を訪れ、世界の舞台での活躍を誓いました。

県庁を訪れたのは、本荘高校端艇部の3年生、小松煌選手です。

小松選手は、4月に東京で開催されたローイング競技19歳以下の日本代表を決める選考レースで、女子シングルスカルの種目で優勝し、8月6日からリトアニア共和国で行われる世界ジュニアローイング選手権への出場権を獲得しました。

県の安田浩幸教育長に大会出場を報告した小松選手は「世界の強豪選手と競い合う大舞台ですが、日本代表としての誇りと責任を胸に全力で戦ってきます」と大会での活躍を誓いました。

これに対し、安田教育長は「世界の強豪に臆することなく力を発揮し、秋田の代表として活躍してください」と激励しました。

高校入学とともにボート競技を始めた小松選手は、身長174センチという恵まれた体格を生かした力強いこぎを武器に成績を伸ばし、全国屈指の選手に成長しました。

小松煌選手:
「自分の強みは後半からのスパートで、世界大会は2000メートルのレースなので、後半まで粘り強くレースをしていきたい」

小松選手は11日に始まる国民スポーツ大会東北ブロックの予選大会に出場したあと、19歳以下の強化合宿に参加し、世界選手権に備えることにしています。

秋田テレビ
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