味わい深い木造駅舎がついに、幕をおろします。
「最北の秘境駅」として親しまれ、2025年3月に廃止された旧「抜海駅」が8月までに解体されることが分かりました。
解体が決まったのは、北海道稚内市にあるJR宗谷線の旧「抜海駅」です。
1924年に開業した抜海駅は、1940年に木造の駅舎になりました。
その趣から映画のロケ地になるなど、全国の鉄道ファンや観光客に愛されていました。
利用者が減少し、2021年度から市が維持管理費を負担していましたが、代替交通が確保されたため3月に廃止されていました。
JR北海道によりますと、解体工事は7月中旬から8月まで行われる予定です。