山陰地方は9日も厳しい暑さが続いています。
8日午後に局地的に非常に激しい雨が降りましたが、ダムの貯水量の回復には至っていません。
9日午後も所々で激しい雨や雷雨に注意が必要です。
鳥取市では午前9時の時点ですでに気温が30℃を超えていて、南よりの風もあり蒸し暑くなっていました。
午前10時の時点では、鳥取で33.4℃、米子32.5℃、松江で30.5℃などで各地で厳しい暑さが続いています。
このあと強い日差しとともにさらに上がり、最高気温は鳥取36℃、米子35℃と猛暑日の予想となっているほか、松江で34℃となっています。
山陰両県では、8日午後から中国山地沿いを中心に局地的に激しい雨が降りました。
9日午前までの24時間降水量は、益田市匹見で68.5ミリ、飯南町赤名で33ミリ、鳥取県の若桜で39.5ミリなどを記録しました。
ダムからの放流量を制限する渇水調整が始まった浜田市の御部ダムと雲南市の尾原ダムでは、9日朝の時点の貯水率が御部ダムは若干回復して10.2%となったものの、尾原ダムは7日の70%台からさらに下がって67.3%となり、引き続き今後の天候を注視しています。
山陰地方は、湿った空気や日差しの影響で午後は大気の状態が不安定になる見込みで、雨や雷雨になる所があるでしょう。
局地的に激しく降る恐れもあり、天気の急変に注意が必要です。