9日、佐賀空港に陸上自衛隊のオスプレイ1機が飛来しました。空港西側の佐賀駐屯地では、このあと開設式が開かれる予定です。
【TNC山田裕希記者】
「午前10時20分、佐賀空港上空オスプレイの姿確認できました」
【長島】
「東の空にオスプレイが見えました。佐賀駐屯地に近づいています。あたりには独特な重低音が響いています」
【原竹】
「午前10時22分、陸上自衛隊オスプレイ1機目が佐賀空港の滑走路に着陸しました。この後、佐賀駐屯地の駐機場に入っていきます」
9日、佐賀空港西側に開設した自衛隊の佐賀駐屯地。
9日9時56分に熊本県の高遊原分屯地を離陸したオスプレイ1機は、午前10時20分ごろ、佐賀空港に飛来しました。
陸上自衛隊のオスプレイは千葉県の木更津駐屯地に暫定配備されていて、その期限がきょう7月9日でした。
今後、佐賀駐屯地には8月中旬までに全17機が配備される予定です。
防衛省は、オスプレイの佐賀県への配備について長崎県佐世保市の相浦駐屯地との連携を視野に「南西諸島の防衛体制を強化する」としています。
一方こちらは現在の佐賀駐屯地です。
このあと午前11時45分から開設式が開かれる予定です。
オスプレイの配備に伴い、佐賀駐屯地には隊員約420人が移り住む予定です。
また、防衛省は今後、吉野ヶ里町にある目達原駐屯地のヘリ50機も移駐する計画です。