63年前の7月8日、太良町で発生した大雨による災害から小学生に命の尊さを学んでもらおうと、集会が行われました。

この集会は、1962年7月8日に発生し44人が犠牲になった大雨災害を通じて、命の尊さについて学んでもらおうと毎年この時期に開かれています。
8日は当時中学1年生で被災した杉田進さんが大浦小学校の児童約110人に、大雨により学校近くの権現山の斜面が崩壊し、山津波と呼ばれる土砂が住宅や学校を飲み込んだ様子などを語りました。

【児童】
「今後は学んだことを生かして防災意識を高めていき、もし災害があったら、他の人とも協力していこうと思った」
「このような災害があったたことを忘れないように覚え続けていく」

大浦小学校では、今後も自衛隊員を招いた防災学習などを計画していることです。

サガテレビ
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