静岡・浜松市のガールズバーで女性2人が刃物で刺され死亡した事件で逮捕された男は、被害者2人のスマートフォンでのやり取りの内容に怒りを覚え犯行に及んだとみられることが分かりました。
殺人の疑いで送検された袋井市の無職・山下市郎容疑者は7月6日、レンタカーを使って浜松市中央区のガールズバーに行き、店長の竹内朋香さんをナイフで刺して殺害した疑いが持たれていて、店員の伊藤凜さんも刺されて死亡しています。
捜査関係者によりますと、山下容疑者は被害者の2人のスマートフォンでのメッセージのやり取りを何らかの方法で見て、その内容に怒りを覚え犯行に及んだとみられることが分かりました。
また、司法解剖の結果、2人の死因は失血死で、複数の臓器が損傷するなど深い傷があったことも分かり、警察は山下容疑者が強い殺意を持っていたとみて調べを進めています。