岐阜県は、マダニに咬まれることで発症する感染症・SFTSに、中津川市の女性が感染したと発表しました。岐阜県内で初めての感染確認です。
岐阜県によりますと、中津川市の女性が6月30日から発熱や腹痛を訴えて複数の病院を受診し、検査の結果、7月7日に重症熱性血小板減少症候群=SFTSの感染がわかりました。
「SFTS」はウイルスを持つマダニに咬まれることで感染し、国立健康危機管理研究機構のまとめでは、2025年に入り6月29日までで全国で91人の感染が確認され、愛知県や三重県などで死者も出ています。
女性は快方に向かっていますが、発症前、自宅周辺を草刈りした後に腕をマダニに咬まれていることに気付き、自分で取り除いていたということです。