バドミントン女子ダブルスでパリオリンピック銅メダリストの志田 千陽・松山 奈未 ペア(ともに再春館製薬所所属)が8月の世界選手権を最後にペアを解消すると発表した。
2人とも現役は続ける予定で志田はオリンピック2大会連続で銅メダルの五十嵐 有紗 (BIPROGY所属)と新ペアを組む。
シダマツペアは高校時代に19歳以下の日本代表に選ばれペアを組み2015年の世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得。
志田と1歳下の松山がそれぞれ再春館に入りペアを再結成すると、国内大会で活躍し2020年にA代表入り。
その後国際大会でも活躍し2024年のパリ五輪では初出場で銅メダルを獲得した。
ペア解消に至った理由は五輪後の2人のモチベーションの違いで、志田は「もう一度世界1位を目指したい」と考えた一方で松山は「銅メダルに納得しこれ以上強くなる自分を想像できなかった」と説明した。
志田は、混合ダブルスでオリンピック2大会連続銅メダルの五十嵐 有紗とペアを結成する。
また松山も現役を続行し引き続き国際大会での活躍を目指していて近く詳細を発表する方針。
シダマツペアとしては8月の世界選手権が最後で、国内では7月15日開幕のジャパンオープン(東京)で見納めとなる。
超攻撃的なスタイルで世界ランキング2位にまで上り詰めたシダマツペア。それぞれが新たな挑戦に向け再スタートを切る。