北海道日本ハムファイターズが7月7日、千葉県鎌ケ谷市にある2軍の本拠地を北海道の札幌圏に移転する意向であることを正式に発表した。

2軍本拠地の北海道移転の意向を正式表明

「本当の意味で育成できる拠点を北海道に作らせてもらいたい。すべてに対してどこにもない世界一の施設を作るようお願いはします」(ファイターズ 栗山英樹CBO)

「どこにもない世界一の施設を作る」と栗山英樹CBO
「どこにもない世界一の施設を作る」と栗山英樹CBO
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千葉県鎌ケ谷市にある2軍本拠地の北海道移転の意向を正式表明したファイターズ。どこに移転するのか、注目の候補地について概要が明らかになった。

札幌市・北広島市・恵庭市・江別市・千歳市・苫小牧市の6市とやりとり

「エスコンフィールド北海道の近くに拠点を設けることで、チームの意思決定を迅速にすることが最大の目的。理想を実現するために新千歳空港、エスコンフィールド北海道へのアクセスを重視して札幌圏への移転を表明する」(小林兼 開発本部副本部長)

小林兼 開発本部副本部長
小林兼 開発本部副本部長

2030年ごろに開業予定で、すでに札幌市、北広島市、恵庭市、江別市、千歳市、苫小牧市の6市とやりとりを始めているということだ。

「野球関連施設だけではなく、街をつくっていくという意味では、余白を持ちながら1期だけではなく2期、3期と続いていくようなプロジェクトにしていく。良い場所を探していきたい」(小林兼 開発本部副本部長)

6市とやりとりを始めている
6市とやりとりを始めている

5000席規模の屋外スタジアムを想定 商業施設や住宅の建設も検討

屋根がない屋外スタジアムで5000席規模を想定。選手寮や室内練習場などのほか、商業施設や住宅の建設も検討している。

2軍施設イメージ (提供:H.N.F.)
2軍施設イメージ (提供:H.N.F.)
北海道文化放送
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