7月6日、長野県松本市の梓川で15歳の男子高校生が溺れて死亡した。友人3人と一緒に川岸のコンクリート製のブロックから飛び込むなどして遊んでいたという。高校生の友人の父親は現場で花を手向け、「思いやりのある優しい子だった」と話した。

川に飛び込んだ男性が浮かんでこない

6日、男子高校生が溺れた松本市波田の梓川。一夜明けた現場には、花を手向ける人の姿があった。

高校生の友人の父親は「まだ信じられない。信じたくないという感情しかない」と話した。

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警察によると、6日午後4時半ごろ、梓川橋の近くで「川に飛び込んだ男性が浮かんでこない」と一緒にいた友人から119番通報があった。

川遊びしていた高校1年生が死亡

警察や消防が捜索し、約1時間半後、松本市の高校1年生の男子生徒（15）を水の中から救助したが、搬送先の病院で死亡が確認された。

警察によると、男子生徒は、友人3人と一緒に川岸のコンクリート製のブロックから飛び込むなどして遊んでいたという。

よく川遊びする姿を見かける場所

付近には「水際注意」の看板もあるが、近所の住民によると、よく川遊びをする姿を見かける場所だという。

近所の住民は「今まで（事故が）なかったのが不思議なくらい。よく高校生とか中学生が遊んでいますから、あの辺で。よどみになっているところだから、そんなに（速く）流れてはないと思う」と話した。

友人の父親「思いやりのある優しい子」

7日朝は、亡くなった生徒の友人の父親が現場を訪れ、花を手向けた。

高校生の友人の父親は死亡した男子高校生について、「元気であいさつしっかりしてくれる子で、思いやりのある優しい子でした。子どもと仲良くしてくれてありがとう」と語った。

（長野放送）

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