アメリカ軍の訓練移転などに伴って、基地工事が進む鹿児島県西之表市の馬毛島をめぐり、基地開設の準備を担う航空自衛隊の馬毛島先遣隊が、鹿児島県中種子町で業務を始めました。
航空自衛隊の馬毛島先遣隊は、中種子町に建設された宿舎に住んで、7月22日から小型の高速船で馬毛島に通勤することになっています。
約60人の先遣隊は7月2日から順次、中種子町の宿舎に入居を始めていて、馬毛島の基地建設にあたって上下水道や電気、通信施設の管理のほか、航空管制用の無線機やレーダーといった機材の受け入れ業務を担うということです。