7月8日早朝、島根県海士町の海岸の岩場に漁船が乗り揚げる事故があり、海保などが対応にあたっています。
漁船には2人が乗っていましたが、ともにけがはないということです。

岩場に乗り揚げたのは、島根県西ノ島町のJFしまね浦郷支所所属の漁船・第十八一丸(いちまる)19トンで、現場は海士町崎の木路ヶ埼灯台の東約250メートルの海岸です。

8日午前4時50分ごろ、一丸の船長から「木路ヶ埼灯台付近に乗り揚げた」と隠岐海上保安署に通報があり、巡視船などが現場に向かいました。

乗り揚げた漁船は、浦郷漁協の巻き網船団のうちの集魚灯をつけて魚をおびき寄せる「灯船(ひぶね)」で、漁を終えて漁港に帰る途中だったということです。
漁船には2人が乗っていましたが、ともにけがはないとしています。

海保によると、当時の天候は晴れで、北東の風が4メートル、波の高さは0.5メートルと穏やかで視界も良く、乗り揚げた原因を調べることにしています。

TSKさんいん中央テレビ
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