参院選を巡り、自民党の石破総裁が候補者の応援のために鹿児島を訪れました。
県内3カ所で遊説した石破総裁は、将来に責任を持つのは自民党、公明党以外あり得ないと支持を呼びかけました。
自民党の石破茂総裁は参院選の応援のために7日、鹿児島を訪れました。
自民党・石破茂総裁
「医療・年金・介護を誰がどう支えるのか、どこからそんなお金を出すのか、「消費税をやめればいいんだ」(と言うが)じゃあどこからそのお金を出すのか言ってみろ、誰もそれを言おうとはしない、将来に責任を持つのは我々自民党、公明党以外あり得ない。他の選択をすることは日本が滅びることにつながる」
このように消費税の必要性を訴えた石破総裁。その上で、賃上げが物価高を上回るまでは給付金などで「スピード感を持って対応することが必要」と主張しました。
自民党・石破茂総裁
「給料を上げることこそ物価高に打ち勝つ最大の道である。その給料が物価高を上回るまでの間、必要な減税を行い、必要な給付を行い、大切なのはスピードを持ってお金が届くこと。大切なのは生活が苦しい人、子育て中の人に手厚く届くこと。単に消費税やめれば世の中よくなるそんなものではない」
石破総裁は霧島市と鹿児島市あわせて3カ所でマイクを握り、自公政権への支持を呼びかけました。
一方、参院選比例区候補の応援のため、7日午前、鹿児島入りしたのは、社民党の福島みずほ党首です。
天文館で街頭演説を行った福島党首は、支援者らを前に防衛費が年々増えていることへの批判や、食料品の消費税ゼロ、全国一律での最低賃金1500円などを訴えました。
社民党・福島みずほ党首
「あまりの物価高、インフレ、消費税10%、実質賃金は下がり続けている。年金はちっとも上がらない。守るべきは消費税ではなく、あなたたちの暮らし、私の暮らしではないか。ミサイルよりも米を、ミサイルよりも暮らしを、ミサイルよりも平和を」