今月20日投開票の参議院議員選挙について、この週末、FNNは情勢調査を行いました。
富山選挙区では自民党の堂故候補がリードし、国民民主党の庭田候補が追う展開となっています。

富山選挙区には、届出順に参政党新人の田保智世候補(59)、国民民主党新人の庭田幸恵候補(57)、NHK党新人の佐藤明候補(50)、自民党現職の堂故茂候補(72)、共産党新人の坂本洋史候補(54)の5人が立候補しています。

FNNが週末実施した調査にこれまでの取材を加味した結果、改選数1の富山選挙区では、自民党の堂故候補がリード、国民民主党の庭田候補が追う展開で、参政党の田保候補は一定の支持にとどまり、共産党の坂本候補は苦戦しています。NHK党の佐藤候補は厳しい情勢です。

支持政党別では、堂故候補が自民党支持層の7割弱と公明党支持層の6割、庭田候補が立憲民主党支持層の6割と国民民主党支持層の8割を抑えています。

また、田保候補は参政党支持層の8割、坂本候補は共産党支持層の9割を固めています。
支持する政党はないと答えた、いわゆる無党派層は4割が庭田候補を支持し、次いで堂故候補、田保候補の順でした。

一方、年代別にみると、18歳から30代までは庭田候補の支持が最も多く次いで、田保候補、堂故候補の順でした。
40代から50代も庭田候補が最も多く、次いで堂故候補と田保候補が並んでいます。
60代以上では、堂故候補が半数を占め、次いで、庭田候補と続きました。
世代間の支持の違いが結果にどうつながるか、行方が注目されます。

なお、調査では全体の2割弱が投票先をまだ決めていない、わからないと答えており、情勢は流動的です。