敦賀市東浦地区で、地元の児童たちが特産の東浦みかんの摘果作業を体験し、品質の良い実を育てるため、傷が付いた実などを間引いていきました。
摘果作業はふるさと探究学習の一環で、東浦小学校の全校児童14人が参加しました。
敦賀市の北東に位置する東浦地区では、急傾斜地を生かして江戸時代からミカンが栽培されていて、学校のグラウンドの隅にも木が植えられています。
児童たちは地元の農家に教わりながら、傷んだ実をはさみで一つずつ丁寧に切り取っていきました。
秋には収穫作業も行うということです。
東浦みかんは、太平洋側のミカンと比べて寒い場所で育つため、酸味と甘みのバランスがよくコクがあるのが特徴だという事です。
今回摘果したミカンの木とは別に、児童たちは2025年6月にグラウンドに苗木を6本植えました。学校では、4、5年かけて地元特産のミカンを育てていくことで、より一層地元への愛着を持ってもらいたいとしています。