5日午後、福岡県八女市の道路脇の崖下で大破した車が見つかり、乗っていた男性が死亡しているのが確認されました。
警察では、車が道路脇から何らかの原因で転落したとみて調べています。
八女警察署によりますと、5日午前10時半ごろ、八女市星野村に住む女性から「夫がいなくなった」と警察に連絡がありました。
警察と消防団が探したところ、午後2時半すぎに、女性の自宅から約1キロ離れた県道脇の崖下で、大破した軽四輪貨物自動車が見つかり、運転席に乗っていた女性の夫(68)が死亡しているのが確認されました。
県道から崖下までは約20メートルあり、男性の死因は頸椎骨折による頚髄損傷の可能性が高く、第三者が介在したような傷などはないということです。
付近の防犯カメラなどを調べたところ、男性は5日午前4時ごろに車で自宅を出て、数分後に発見場所付近の県道脇に車を停めたとみられています。
警察は、車が停車場所から何らかの原因で崖下に転落したとみて、詳しく調べています。