福井の「水ようかん」といえば冬の味覚ですが、その水ようかんの味わいを夏にも楽しめるアイスが登場しました。坂井市に本社があり県内外に店舗を展開するスーパーセンター「PLANT」と、福井市の老舗菓子店「えがわ」がコラボレーションして作った水ようかんのアイスバーが発売されました。この夏、福井の冬の銘菓を全国にPRします。
倉地恵利アナウンサー：
「こちらのアイス。チョコ味でもコーヒー味でもありません。水ようかん味です。いただきます！あんの優しい甘みと、後味は黒糖。まさに水ようかんです」
4日からスーパーセンター「PLANT」の県内外にある全ての店舗で販売が始まった「水羊かん風アイスバー」は、福井市の老舗和菓子店「えがわ」とのコラボレーション商品です。
えがわの水ようかんは11月から3月までの冬季限定で販売していますが、その水ようかんの味を夏にも楽しんでもらおうとアイスを作りました。水ようかんの特徴であるすっきりとした甘さと黒糖の後味を再現するため、アイスの開発に要した日数は約8カ。あずきと黒糖のバランスにこだわり試作の日々が続いたといいます。
PLANTは「水ようかんの甘さがなかなか表現できなかったり、最初は黒飴っぽくなったりと、非常に繊細な調整が必要で何度も試食を繰り返した。えがわにも監修してもらい、限りなく水ようかんに近い味になった」と話します。
「えがわの水羊かん風アイスバー」は、10月までの期間限定で県内外のプラント全23店舗とオンラインショップで販売されます。今後、県内の道の駅やサービスエリアでの販売も検討していくということです。
