若いうちからがんについて理解を深め、予防を心がけてもらおうと佐賀市の中学校で出前講座が開かれました。
この講座は、子供たちにがんに関する正しい知識を身につけてもらおうと佐賀市が開いたもので、川副中学校の2年生約70人が参加しました。
講座では、市の職員が日本人に一番多いのは「大腸がん」であることや、早期発見の大切さ、生活習慣を正すことでがんの予防になることを教えていました。
【生徒】
「これからがんにかからないように予防などをしようと思った」
【生徒】
「あまり関係ないものだと思っていたが、誰がなってもおかしくないと知って予防接種をしたり、生活習慣を見直したりしていきたいと思った」
【市健康づくり課保健師 田中雅子さん】
「子宮頸がんワクチンの予防接種など、若い世代からでもできる予防対策があるので、そういうことをみんなが学んでくれたら嬉しいし、将来の健康につなげていってほしい」
市が中学生を対象とした「がんの予防啓発」の出前講座を開くのは今回が初めてだということです。