海水浴のシーズンを前に岩手県大槌町の吉里吉里海岸海水浴場で、7月2日、県内の自動車販売店の団体が砂浜の清掃活動をしました。
このビーチクリーン活動は、大手自動車メーカーのホンダが「素足で歩ける砂浜を次世代に残そう」と20年ほど前から全国で展開しています。
7月2日は県内の販売会社でつくる「岩手県ホンダ会」のメンバーを中心に約200人が参加しました。
吉里吉里海岸海水浴場は、2025年4月海水浴場の水質や安全性などで国際的な基準を満たす国際環境認証ブルーフラッグを取得しています。
参加者は、穏やかに波が押し寄せる約100メートルの白く美しい海岸線で、ごみを拾ったり、砂をふるいにかけたりする作業に汗を流していました。
また、活動にはホンダが海岸掃除のために開発した「ビーチクリーナー」という車両も登場し、砂に埋もれたごみを掘り起こしていました。
岩手県ホンダ会 佐々木一嘉会長
「多くの利用者が訪れると思う。吉里吉里の海岸を気持ちよく利用してもらい、今後もブルーフラッグの維持につながるような活動になればと願っている」
吉里吉里海岸海水浴場は7月24日に海開きをする予定です。
(岩手めんこいテレビ)