続いては瀬戸内のエコな話題をお伝えするエコナビです。今回は洋服に関するエコな取り組みを紹介します。

(佐藤理子アナウンサー)
「この服、1年以上前に買ったが箪笥の肥やしになっています。そんな洋服を復活させてくれるブティックが1日限りで開かれています」

訪れたのは、岡山市北区にあるハウスメーカーの一室。こちらで1日限りのブティックがオープンしています。その名も「クローズドブティック」。遺品整理といった家の片付けなどを行う、岡山市の「ココピア」などが主催しているもので、こちらで販売されるのは全て、各家庭で片付けの際に見つかった、まだまだ着ることができる洋服です。

(リボンプロジェクト「ココピア」藤原真由美さん)
「ブティックの魅力は実際に買うだけでなく手持ちのたんすの肥やしを持ってきてもうらうとコーディネートし復活させるとこと」

今、ファッション産業は大量生産・大量消費、大量廃棄により環境負荷が非常に大きいと指摘されています。環境省によりますと、手放した服がリサイクル・リユースされるのは34%ほどで半分以上がごみとして焼却されています。

ー試着してみるとー

(佐藤理子 アナウンサー)
「トップスもボトムスも靴まで誰かが着ていたとは思えない。自分では選んだことない服なのでとても新鮮な気持ち」

(リボンプロジェクト 藤原真由美さん)
「自分たちの未来を考えた時に元気な時に(要らない物を)循環できると地球や環境の事を考えると皆でよくしていく活動を知ってもらい循環できる活動をできればと思っている」

洋服の循環型モデルを目指すクローズドブティック。今後、定期的に開かれる予定です。

岡山放送
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