「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
今から7年前の2018年7月3日廿日市市の住宅街に現れたサル十数匹の群れをTSSのカメラが捉えました。
【若木記者】
「廿日市市の住宅街です。サルが多数、出没しています」
2018年7月3日午前11時ごろ、廿日市市宮園の住宅街にサルが群れで現れ、住宅の塀や屋根を渡り歩く姿をカメラがとらえました。
廿日市市によりますと、この地域にサルが出没し始めたのは1998年まで遡り、群れで移動する姿が度々、目撃されているということです。
【住民は】
「怖い。花火(爆竹)を市役所からもらってきているんですけど。そら(サルが)出たと言ってもすぐには(対応)できない」
サルによる人への被害はありませんでしたが、住民の不安が長く続きました。
しかし、それから5年後の2023年、サルにGPSを装着することに成功。
翌年には、ついに迷惑なサルを一網打尽。群れの一斉捕獲に成功しました。