大谷翔平選手の地元・岩手県奥州市ではさまざまな色の稲で大谷選手と愛犬のデコピンを描いた「田んぼアート」が見ごろを迎えています。
松澤凱斗アナウンサー
「こうやってみると普通の田んぼですが、上から見ると大きな大谷選手が描かれています」
豪快なスイングをする大谷選手と一緒に打球の行方を見つめる愛犬のデコピン、その左下には昨シーズン達成した「50-50」と書かれています。
奥州市の田んぼアートは30アールの水田をキャンバスに見立て、毎年地元の農業関係者を中心に制作されています。
今回は1カ月前に地元の中学生など150人が色が違う7種類の稲の苗を植えました。
2週間ほど前から輪郭や色合いがくっきりとしてきたということです。
7月2日は県内外から多くの人が訪れ、眺めを楽しんだり写真を撮影したりしていました。
神奈川県から来た人
「写真とかで見るより本物見ると丁寧につくられている」
盛岡市から来た人
「(毎日が)『大谷くんで明けて大谷くんで暮れる』という感じ、そのおかげで元気でいる。けがをしないようにしてほしい」
田んぼアートの見頃は8月上旬まで続くということです。
この田んぼアートには、左側に片仮名で「ワ」と書かれていました。
これには意味があり、全国10カ所にある大谷選手の田んぼアートを巡ると「ワールドチャンピオン」となるということです。