2024年秋に開幕した国内最高峰「SVリーグ」の女子初代王者・大阪マーヴェラスの選手たちが、8月17日に岩手県岩手町を訪れ、バレー教室を開きました。
この教室はJTや地元企業などが東日本大震災の復興支援の一環として県内各地で開いてきたものです。
17日は初めて岩手町を会場に開催され、県内のバレーチームや児童養護施設などの小学生から高校生まで約50人が参加しました。
講師を務めたのは大阪マーヴェラスの主力で東京オリンピックとパリオリンピックの日本代表・林琴奈選手や日本代表としてアジアカップ優勝を経験した志摩美古都選手など4人です。
子どもたちはレシーブをするときの重心の掛け方やスパイクを打つときの腕の振り方を丁寧に教わったあと、迫力満点のスパイクを見て目を輝かせていました。
その後、質問コーナーやサイン会も開かれ、子どもたちは最後まで貴重な選手との交流を楽しんでいました。
参加者からは「なかなかこういうサインはもらえないので、すごくうれしい」「(学んだことを)クラブチームで教わることと混ぜながら練習していきたい」などの声が聞かれました。
大阪マーヴェラス 林琴奈選手
「すごく楽しかったという気持ちが一番大きかった。みんなに出会えて良かった。これから試合を見に来てくれたらうれしい」
SVリーグは10月にシーズンが開幕し、11月下旬には陸前高田市で大阪マーヴェラスの公式戦が行われます。