長野県内で国宝や重要文化財を所有する6つの寺や神社が7月1日、初めての協議会を作りました。文化財の保護や維持に協力します。
長野市で設立総会を開いた「長野県重要文化財等所有者連絡協議会」。善光寺や諏訪大社など6つの寺や神社が参加しました。
県内には国宝が10件、国指定の重要文化財が181件あります。
協議会は、文化財を所有する寺社が連携し、保存の取り組みや維持・活用を進めていくのが狙いです。
善光寺 若麻績享則寺務総長:
「横のつながりをしっかりと持ち、みんなで長野県の文化財を守って伝えていこう」
文化財の修繕費の確保は所有者共通の課題になっていて、2025年の秋には県や国に支援を求める請願などを行う予定です。