山形県が生産量日本一のブドウ、「デラウェア」の出荷の本格化を前に2日朝、山形市で安全祈願祭が行われた。
2日朝、JAやまがた本沢集荷場で行われた安全祈願祭は、出荷が始まるこの時期に毎年行われているもので、JAの関係者や生産者およそ30人が参加し、豊作やシーズン中の作業の安全を祈願した。
4人の生産者からハウス栽培の「デラウェア」963キロが出荷され、傷などがないか1つ1つの品質の確認が行われた。JAなどによると、今年は春先の気温が低かったことが生育に影響し、出荷の開始が例年よりも1週間ほど遅れましたが、品質はよく、糖度の高いデラウェアができているという。
(山形農業協同組合広域ぶどう部会部会長・佐藤吉之さん)
「昔から種のないブドウで糖度が18度以上20度くらいの甘味のあるブドウです。
子どもから高齢者の方でも安心して食べられるブドウだと思う。今後ともデラウェアを消費をお願いしたい」
こちらの集荷場では今月中旬に出荷のピークを迎える見込み。