贈与税や相続税の算定基準となる路線価が公表されました。静岡県内の平均路線価は15年ぶりの上昇となりました。
路線価は道路に面した1平方メートルあたりの土地の評価額で、県内の平均路線価は横ばいだった前の年と比べて0.2%上昇しました。
県内の路線価の上昇は15年ぶりで、不動産鑑定士は「市況が回復し住宅地や商業地域、工業用地の人気が戻ってきている」と分析しています。
最も高い評価額となったのは46年連続で静岡市葵区の呉服町通りとなり、118万円でした。
また熱海市田原本町の平和通りは上昇率が15%あまりと、3年連続で県内最高の上昇率です。
今後も回復傾向は続くとみられていますがトランプ関税などの影響もあり先行きは不透明ということです。