四万十市下田にある温泉施設「四万十いやしの里」と「四万十の宿」の敷地内にある樹木11本が、何者かによって穴を開けられ枯らされていることが分かりました。

「いやしの里」を所管する市の観光商工課によりますと、駐車場などにあるモミジやハマボウの木にドリルのようなもので穴を開けられた跡がありました。穴の大きさは直径1センチほどで、市は穴の中に薬剤を入れて木を枯れさせたとみて、管理する9本分の被害届を出しました。被害額は43万5000円に上ります。

警察は器物損壊事件として捜査しています。

四万十市観光商工課は「お客さんに気持ち良く利用していただく施設でこのようなことが起きて非常に残念。安全に利用いただくため、倒木の可能性がある樹木は伐採を検討している」としています。

追記(7月2日午前10時50分)記事公開時、穴の大きさを「5センチほど」としていましたが、正しくは「1センチほど」でしたので訂正しました。

高知さんさんテレビ
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