鳥取・米子市の児童相談所で29日、提供された給食から白いプラスチック片が混入しているのが見つかりました。
給食を食べていた職員や中学生に健康被害はありませんでした。
児童相談所は、原因を調べるとともに再発防止にあたるとしています。
異物混入があったのは、米子児童相談所の一時保護所で出された給食です。
29日正午ごろ、職員3人と中学生3人で給食を食べていた際、職員が口にした味噌汁に固いものがあったため確認したところ長さ7ミリほどの白いプラスチック片だったということです。
すぐに食べるのを止め、その後の健康状態を確認していますが、今のところ健康被害は確認されていないということです。
児童相談所によるとこのプラスチック片は、調理器具の破片と見ています。
給食の調理業務は市内の民間業者に委託していて、味噌汁の場合は、委託先の事業所で下ごしらえした具材を児童相談所内で最終的に調理しているということです。
今のところ、児童相談所内で使用した調理器具に破損などはなく、今後は委託業者とともに原因を調べることにしています。
米子児童相談所では、「今後このようなことが起こらないように、再発防止に努めたい」とコメント。十分な確認をした上で、29日夜から給食の提供を再開しています。
