岩手大学は、2月に実施した農学部の前期日程試験で得点の集計にミスがあり、本来合格となる1人を不合格と判定していたことを明らかにしました。
岩手大学によりますと、2月25日に実施した農学部の前期日程試験のデータについて、6月上旬に検証作業を行ったところ、大学入学共通テストの一部の科目の得点が加算されていないミスが判明しました。
農学部では276人が受験していましたが、改めて合否判定を行ったところ、本来合格である1人を不合格としていたことが明らかになったということです。
岩手大学ではこの1人について、「入学を希望する場合は最大限の支援を行う。生じた経費の補てんについても真摯に対応する」としています。
そのうえで「多大なる迷惑をかけたことを深くおわびします。事態を厳粛に受け止め再発防止に努めます」とコメントしています。
(岩手めんこいテレビ)