6月29日(日)函館競馬11レースに「第61回農林水産省賞典 函館記念(G3)」が行われ、佐々木大輔騎手騎乗の8番ヴェローチェエラが、37年ぶりにサッカーボーイが持つコースレコードを更新して優勝しました。

 佐々木大輔騎手は「先週、今週と続いてあんまり結果が出てなかったので、勝ててほっとしました」と第一声。レースプランについては「向こう正面途中で動いていけたらというイメージ通りに乗れた」と語りました。

 追い上げていく道中については、「馬もリラックスして走れていた分、ゴーサインを出したらすんなり動けていたので、力を抜いて走れていたのが後半に繋がった。手ごたえは良かったので自信を持って乗りました」とレースを分析しました。

 サッカーボーイが持つレコードを更新したことについては「函館競馬始まってから時計が早いレースが続いていたので、馬の力もありますし、よくがんばってくれた」と話しました。

 ヴェローチェエラの魅力については、「まだ、緩さも残しながらの函館記念だったので、もっと馬が良くなってくれたら、もう少し上の段階でもやれると思う」と期待を口にしました。

 最後にファンに向けては「一昨年、昨年と自分の中で、流れのいい競馬場だと思っているので、そこで重賞を勝てたことは嬉しく思いますし、函館後半戦も頑張っていきたいと思います」と締めくくりました。

北海道文化放送
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