6月29日(日)の函館競馬は、11レースに「第61回農林水産省賞典 函館記念(G3)」が行われ、10番人気、佐々木大輔騎手騎乗の8番ヴェローチェエラが、37年ぶりにコースレコードを更新して優勝しました。
函館競馬場芝2000m、14頭立てのハンデ戦で行われた函館記念。上位人気が拮抗する混戦模様となりました。
レースは序盤、2番のアウスヴァールが逃げる展開となりましたが、4コーナーで8番ヴェローチェエラが先頭に並びかけ、直線で突き放して快勝しました。
タイムは1分57秒6。1988年にサッカーボーイが同レースで出した1分57秒8のコースレコードを37年ぶりに更新しました。
1馬身1/2差の2着は6番人気の3番ハヤテノフクノスケ、さらにクビ差の3着は14番人気12番マイネルメモリーでした。
優勝したヴェローチェエラは父リアルスティール、母イプスウィッチ(母父Danehill Dancer)、栗東の須貝尚介厩舎で安平町のノーザンファームの生産馬です。