保育士のための就職相談会 県内270の園が参加 広島市
保育士不足が深刻となる中、保育士を目指す学生などを対象とした就職相談会が広島市で開かれています。
広島市南区の広島産業会館で行われている保育士の就職相談会には、県内およそ270の保育所や認定こども園などが参加しています。
参加した学生たちは園の様子や採用情報などについて担当者から熱心に話を聞いていました。
県内の保育士の有効求人倍率は、今年1月の時点で6.44倍となっていて全国平均よりも高い水準が続いています。
参加した学生からは「子どもの主体性を重視した自由な園が好きで、探しています」といった声や「保育園の先生と実際に話せてリアルを聞けるのですごくいいと思います。明るくて、子どもや保護者に信頼される保育士になりたいです」という声が上がりました。
広島市の担当者は「待機児童は2年連続0人にはなっていますが、国の保育士の人員配置基準が変わってきて、保育士の確保は非常に重要な問題。こういう機会をとらえて、ぜひ広島市域の保育施設に興味を持っていただきたい」と話していました。
この説明会は、29日午後2時まで開かれています。