◆カンザスシティ・ロイヤルズ9ー5ロサンゼルス・ドジャース 28日(日本時間29日、カウフマン・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平選手が3度目の登板でメジャー自己最速を記録するなど、二刀流完全復活へまた一歩近づきました。
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは28日(日本時間29日)、敵地でカンザスシティ・ロイヤルズ戦と対戦。投手復帰後、初の敵地での登板となった大谷選手は、初回、ランナー2人を背負いますが、力強いストレートでバッターを追い込むと、メジャー自己最速となる約164キロのストレートでダブルプレーでピンチを凌ぎます。
2度の登板は1イニングだけでしたが、2回もマウンドに上がり、鋭いスライダーで三振を奪うなど、無失点でマウンドを降りました。バッターとしては3三振でノーヒットに終わりましたが、二刀流完全復活へまた一歩前進です。
試合後のインタビューで大谷選手は、「(実戦で)早めに短いイニングでしたけど、投げることによってそういう球速帯に慣れていくことはいいことじゃないかなと思うので、そこもきょう一つ良かったところかなと思います」と振り返りました。