大谷選手が“打者天国”で期待どおりの一発。
打球の行方にも注目です。
二刀流復活後3度目の登板へ。
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)は日本時間27日の試合前、グラウンドに姿を見せると壁当てやキャッチボールを行いました。
投手としての次の登板が日本時間29日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦に決定。
投球イニングを増やしていくのかが注目されます。
その大谷選手がまた快挙を達成しました。
7月、アトランタで行われるオールスターゲームのファン投票。
その1次投票の結果が発表され、大谷選手が指名打者部門でナ・リーグトップの396万7668票を獲得し、スタメン出場が決まりました。
大谷選手の最多得票は2年ぶり2度目で、両リーグでの達成は史上2人目となる快挙です。
オールスターでの活躍を待ち望むファンは「ショーヘイおめでとう!オールスターで彼のプレーを見られることに興奮しているよ。何が起きるか待ちきれないね!」「おめでとう。ゴー!ドジャース!オールスター2025、レッツゴー!」と話しました。
これを受け、大谷選手も自身のインスタグラムで「ファンの皆さま、投票ありがとうございます。アトランタでお会いしましょう」とメッセージを送りました。
5年連続5度目のオールスター出場が決まった大谷選手。
日本時間27日のコロラド・ロッキーズ戦でもそのバットに期待がかかっていました。
プレーボール直後の第1打席は2球目を打って出ますが、セカンドゴロ。
3回の第2打席はフォアボールで出塁しました。
5回の第3打席は外角の変化球をひっかけファーストゴロ。
ロッキーズファンは拍手喝采でした。
ここまでは快音響かずの大谷選手でしたが、本領発揮はこの後に待っていました。
2対1と1点リードで迎えた7回の第4打席。
低めのスライダーを完璧に捉えました。
2試合ぶりの一発はホームランランキングトップをひた走る、今シーズン第28号ホームラン。
ドジャースのリードを広げる貴重な追加点に、スタンドのファンも総立ちで大谷選手をたたえます。
この打球の行方をよく見てみると、キャッチしたのはドジャースのブルペンにいた中継ぎのイエーツ投手。
捕った後、「どうだ!」とばかりに左手を高々と突き上げてアピールしていました。
この大谷選手の活躍もあり、ドジャースは4連勝。
ロッキーズにとっては地獄のような3連戦となってしまいました。
三宅正治キャスター:
そして、大谷選手がオールスター出場を決めました。ナ・リーグ最多得票の396万7668票獲得して先発出場が決定しました。最多得票は2年ぶり2回目。メジャー最多得票はジャッジ選手にわずかに届かなかったということです。
青井実キャスター:
ちょっと差は縮まってるのかな?
三宅正治キャスター:
前回お伝えした時は17万票差以上あったんです。一気にそれを詰めたということで。
二刀流復活が大きかったんじゃないかと思いますが、ちょっと届かなかったですね。
三宅正治キャスター:
そしてドジャース軍団が大人気でございまして、オールスターを独占するのでは?ともお伝えしました。ファン投票の結果がどうなったのかポジションごとに発表します。
すでに決まっているのは大谷選手とロバーツ監督は決まっておりますけれども、“一塁と家族を守る男”フリーマン選手がファーストの1位です。
“ショウヘイにつなぐ男”エドマン選手、セカンドで2位に入っています。“2番じゃだめですか?”ベッツ選手、ショートの2位です。“青井さんイチ押し”マンシー選手はサードで2位に入りました。
そして“球界の主演男優賞”ウィル・スミス選手はキャッチャーの1位です。そして“ヒマワリ男”テオスカー・ヘルナンデス選手、外野手部門で2位ですね。“ホームランボールもぎ取り職人”パヘス選手は外野手部門で5位。
ということで、すでに出場が決まった大谷選手を除いて、7選手が2次投票、いわば決戦投票に進むことになっています。選ばれる数が多いチームでもカブスやメッツなどでも3選手くらい。ドジャースも7選手で圧倒的に多い。
まだ選手間投票があるので分からないんですが、それでも多くの選手がオールスターに出場しそうな勢いということで、さらに、ここに忘れちゃいけない山本由伸投手。監督が選びますけれども、彼がまた入ってくると楽しみでしょうがないじゃないですか。
大谷選手の3度目の登板は日本時間の29日午前5時10分です。