27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸した。
イスラエルとイランの停戦合意で投資家心理が改善されたほか、アメリカの関税措置を巡り、貿易協議の進展を期待した買い注文が膨らんだ。
一方、アメリカのトランプ大統領は27日の午後、自身のSNSに「カナダとの全ての貿易協議を打ち切る」と投稿。投資家の間で交渉が難航するとの観測も広まり、ダウは上げ幅を縮めた。
結局、ダウ平均は前日比432ドル43セント高の4万3819ドル27セントで取引を終えた。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は105.55ポイント高の2万0273.46と、約半年ぶりに史上最高値を更新して引けた。