目指せ甲子園!いよいよ高校球児の熱い夏が始まります。第107回全国高校野球選手権長野大会の組み合わせ抽選会が6月21日、長野県塩尻市で行われ、参加71チームの対戦相手が決まりました。大会は7月5日に開幕し、熱戦が繰り広げられます。
【Aブロック】第1シード長野商業
Aブロックは今年(2025年)春の県大会を制し、北信越大会で準優勝した第1シードの長野商業が1983年以来の優勝を狙います。
去年(2024年)秋の県大会優勝の松本第一、3年ぶりの優勝を狙う佐久長聖、日本ウェルネス長野など強豪の私立高校が同じブロックに入り、激戦が予想されます。
<初戦の組み合わせ>
長野商業-松本県ケ丘
須坂創成-松本第一
佐久長聖ー中野立志舘
日本ウェルネス長野ー諏訪実業
【Bブロック】第8シード長野俊英
Bブロックで去年準優勝の長野俊英は、主力で出場していた野手陣が複数残り、初の甲子園出場に向けて活躍を誓います。
初戦の岡谷南や、去年秋や今年春の県大会に出場した伊那北や上田染谷丘など実力がある公立高校もそろいました。
<初戦の組み合わせ>
下諏訪向陽ー上田染谷丘
須坂ー伊那北
塩尻志学館-須坂または伊那北
高遠ー野沢南
岡谷南ー長野俊英
【Cブロック】第5シード赤穂
Cブロックでは、去年47年ぶりにベスト4入りした赤穂は、去年もエースの黒宮がチームを引っ張ります。初戦は飯山高校で、共に甲子園出場の経験を持つ実力校同士の戦いとなります。
今年春の県大会に出場した上田東にも注目です。
<初戦の組み合わせ>
赤穂ー飯山
長野西ー岡谷工業
長野吉田ー伊那弥生ヶ丘
上田東ー南安曇農業
【Dブロック】第4シード上田西
Dブロックには2年ぶりの優勝を目指す上田西。去年は無念の初戦敗退で、雪辱に燃えます。
好捕手を擁する諏訪清陵、伝統校の野沢北の初戦は実力校同士の戦いに。
連合チームも2チーム入り、戦いに注目が集まります。
<初戦の組み合わせ>
諏訪清陵ー野沢北
松本蟻ケ崎ー東北信連合(北部・松代・蓼科・軽井沢・小海)
大町岳陽ー南信連合(富士見・茅野・箕輪進修)
長野南ー上田西
【Eブロック】第3シード都市大塩尻
Eブロックの第3シードの東京都市大学塩尻は5人の投手陣がチームを引っ張ります。
4年連続ノーシードで挑む松商学園は開幕試合に登場。最多となる38回目の優勝を狙います。
長野、上田など公立の伝統校の戦いにも注目です。
<初戦組み合わせ>
東京都市大学塩尻ー上田
佐久平総合技術ー長野
地球環境ー松商学園
長野工業高専ー飯田OIDE長姫
中野西ー上伊那農業
【Fブロック】第6シード長野日大
Fブロックでは、2連覇が懸かる長野日大は、甲子園経験者がチームを引っ張ります。
去年ベスト4の小諸商業は強打のチーム。
初戦の相手・篠ノ井はともに去年秋・春の県大会に出場したチーム同士で屈指の好カードです。
<初戦の組み合わせ>
下伊那農業ー長野工業
松川ー松本深志
小諸商業ー篠ノ井
飯田ー木曽青峰
阿智ー長野日本大学
【Gブロック】第7シード東海大諏訪
Gブロックでは29年ぶりの優勝を目指す東海大諏訪は、投打に安定感があります。投手陣に厚みがあり、中軸は打力があります。
<初戦の組み合わせ>
東海大学付属諏訪ー松本工業
下高井農林ー中信連合(田川・梓川・明科・穂高商・池田工・蘇南)
諏訪二葉ー小諸
豊科ー屋代
長野東ー飯田風越
【Hブロック】第2シード松本国際
Hブロックでは、去年秋、今年春の県大会でともに準優勝だった松本国際は投手陣に厚みがあります。初戦は伝統校・丸子修学館の挑戦を受けます。
2024年秋の県大会に出場した松本美須々ケ丘の戦いにも注目です。
<初戦の組み合わせ>
松本美須々ケ丘ー辰野
岩村田ー更級農業
駒ケ根工業ー上田千曲
丸子修学館ー松本国際
開幕は7月5日で、セキスイハイム松本スタジアム、長野オリンピックスタジアム、県営上田野球場、しんきん諏訪湖スタジアムの4球場で試合が行われます。予定通り日程が消化すれば、決勝戦は7月26日。夢の甲子園への切符を手にするのはどのチームか。熱戦が期待されます。