富士山の静岡県側の開山まで約2週間。入山料の徴収などを担うスタッフへの研修会が行われました。
6月26日に静岡県御殿場市で開かれたのは御殿場口と富士宮口で登山者を受け付けるスタッフへの研修会。
2025年度から静岡側では登山者情報の事前登録や4000円の入山料の支払いが義務化されました。
26日は受付業務を行うスタッフ30人が、入山料の支払いをどう確認するかやリストバンドを渡す手順などを確認しました。
また、事前登録のない登山者は登山ルールやマナーについての動画の視聴が必要となることや登山者に対して丁寧な対応を行うよう指導が行われました。
参加した大学生：
ご年配の方は電子機器の扱いが慣れていなかったりとかそういう部分もあると思うので、しっかりと説明をして理解をして頂きたいなと思います
県富士山世界遺産課交流・継承班
池ヶ谷達也 班長：
条例の趣旨をご理解頂いたうえで登山を開始してもらえるように、なるべく（受付の）時間をかけないようにですね、そうした体制が整えられればと思っています
研修は27日も行われ、御殿場口と富士宮口では延べ60人ほどが配置されます。
