備蓄米の販売が静岡県内でも本格化しています。6月26日も静岡県菊川市のスーパーで備蓄米が販売され、この日を待ち望んだ多くの人が買い求めていました。

店を取り囲むようにできた長~い行列。

田子重小笠店には朝8時の整理券配布を前に200人以上が列を作りました。

先頭に並んだ客:
(Q.何時に来た?)1時です。(Q.夜中の1時?)そうです。5時頃までひとりでした

並んだ客:
この日を待っていた。家族のために頑張って買ってきたい

販売されるのは2021年度産の古古古米。

価格は5kg・1922円です。

この店では1459袋が用意され、9時の開店を1時間早めて整理券配布と同時にレジを開けると、この日を待ち望んだ人たちが続々と買い求めていきました。

購入した人:
(Q.無事に買えてどう?)良かったです。しばらく大丈夫です

購入した人:
こんな田舎にこんなに早く届くとは思わなかったので助かる

田子重・曽根礼助 社長:
待っていたという言葉が多かった。10月以降に新米が出てきてどのくらいの相場になるかがまったく分からないので、それまでのつなぎとしてはとても有効だと思っている。

県内で14店舗を展開する田子重。

27日以降ほかの店でも順次取り扱い、8月半ばにかけ7万袋・400tを販売する予定です。

テレビ静岡
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