世界で活躍するガラス工芸の名工、黒木国昭さんの作品展が岡山市のデパートで開かれています。
金やプラチナ箔を使い自然の美と命の躍動を絢爛豪華に表現した「春宵孔雀」は、黒木さんを代表する作品のシリーズの一つです。
宮崎県出身の黒木国昭さんは18歳でガラス造形の道に入り、西洋のガラスに日本の美を融合した独自の表現で国の卓越技術者「現代の名工」にも選ばれ、国の内外で高い評価を得ています。
会場ではグラスやつい立など新作を含めた約100点が展示・販売されています。
(グラスアート 黒木谷口榮さん)
「海外のガラス作品とは違う魅力がある金は派手だがそれをいかに奥深い表現にするかを師匠は考えている」
黒木国昭グラスアート展は岡山市北区(岡山駅前)の岡山高島屋で6月30日まで開かれています。