涼しくなってきた今日この頃でも、パ・リーグ首位争いは熱い。
ロッテとソフトバンクの直接対決第3ラウンド。

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大一番のマウンドを託されたのは、自身5連勝中の美馬学(34)。
好調の右腕は初回、ソフトバンク打線を3人で片付ける。

打線はその裏、満塁のチャンスを作ると、打席には「スタンドに人がいっぱい入っているのを久しぶりに見て気合が入った」という井上晴哉(31)。
ソフトバンク先発・二保旭(30)の投じた外角低めのスライダーを力強く引っ張って、レフトへ先制タイムリー2ベースを放つ。

なおもチャンスで、ソフトバンクからロッテにFAで移籍加入した福田秀平(31)。

「(井上)晴哉が打ってくれたので、僕も勢いに乗らせてもらいました」と古巣撃ちの連続タイムリー。
今季最多の1万1902人のファンで青く染まったスタンドから、手拍子スタイルの応援が鳴り響く。

初回に一挙4点を奪うと、続く2回チャンスで再び井上。
「焼き肉をおごってもらっているので、しっかり恩返しができたと思います」と中央大学野球部の先輩の美馬のために左中間へ2点タイムリー2ベースを放つ。

さらに福田が「優勝するためには必ず勝ち越さないといけないヤマ場だと思っていた」とタイムリーで続き、2人で7点を稼いだ。

大量援護をもらった美馬だったが4回、3連打で満塁のピンチを招くと、4番・中村晃(30)にタイムリーを浴びるなど、3点を返される。
さらに5回にも1点を失い、この回でマウンドを後にする。

それでも、井上が「(中央大学野球部の)怖い先輩」と恐れる男がソフトバンク打線の前に立ちはだかる。
8回のマウンドは移籍後6戦連続無失点の澤村拓一(32)。

先頭の松田宣浩(37)を150キロのスプリットで空振り三振。
さらに川瀬晃(23)も151キロのスプリットでバットをへし折り、セカンドゴロに。
甲斐拓也(27)も151キロスプリットでショートゴロに打ち取り、危なげなく三者凡退に仕留める。

9回はリーグトップの24セーブをマークする益田直也(30)が締め、必勝リレーで4点差を守り抜いた。

ロッテはこれで貯金を10に戻し、首位ソフトバンクと再び1ゲーム差に迫った。

井口資仁監督(45)は「しっかり(井上)晴哉と(福田)秀平が打ってくれた。序盤から打線の方が点をとってくれて、美馬を援護できたと思う」と称えた。
残り試合はソフトバンクとの直接対決9試合を含む34試合。悲願の15年ぶりのリーグ優勝へ1つ1つ「突ッパ!」する。

【9月27日プロ野球結果】
広島1-3DeNA
巨人5-1中日
ヤクルト3-9阪神
西武6-2楽天
オリックス12-8日本ハム
ロッテ8-4ソフトバンク