2024年5月、女性に性的暴行をしようとしてけがをさせた罪に問われているアメリカ海兵隊員の男に対し、那覇地方裁判所はきょう懲役7年の判決を言い渡しました。
この裁判は2024年5月、面識のない女性に性的暴行をしようとしてケガをさせたとしてアメリカ海兵隊のジャメル・クレイトン被告（22）が不同意性交等致傷の罪に問われているものです。
これまでの裁判員裁判で被告は「暴力はふるっていない」と無罪を主張し検察側は被害者の証言は整合性があり迫真的だとして懲役10年を求刑していました。
24日の判決で那覇地方裁判所の小畑和彦裁判長は「被害者の証言は高度の信用性が認められ、犯行は生命の危険を生じさせるほど危険で悪質なもの」だとしてクレイトン被告に対し懲役7年を言い渡しました。
弁護側は控訴を検討しています。
