年齢やスポーツ経験を問わず、だれもが楽しめるとして人気が急上昇しているあるスポーツが注目されています。
その熱は沖縄にも。渡辺アナウンサーが体験しました。
渡辺マリナアナウンサー:
こちらの体育館、ものすごい熱気に包まれています。いったいどんな競技が行われているのでしょうか
琉球ピックルボール 金城直人さん:
Qこれは何と言うスポーツですか
このスポーツはピックルボールと言います。テニスとバドミントンと卓球のいいとこどりをしたスポーツと言われております
ピックルボールとはアメリカ発祥で、3つのスポーツを掛け合わせたハイブリッドスポーツ!
バトミントンコートと同じ広さで、卓球のラケットより一回り大きな「パドル」を使い、テニスボールとほぼ同じ大きさの穴の開いたボールを打ち合い、ラリーを楽しみます。
琉球ピックルボール 金城直人さん:
ここ3年で日本でも元々1000人だったのが、今4.5万人と、日に日に拡大している。一番人気のあるスポーツとなっております
県内で普及を目指す「琉球ピックルボール」は毎週練習会を開催していて、4年前には10人ほどだった参加者も、今では300人以上に増えています。
南城市の大里中学校では、8月17日から県内で初めて体育の授業に導入されました。
ピックルボールの特徴は、誰でも「簡単に・気軽に」始められること。
渡辺マリナアナウンサー:
中高6年間バレーボール部ギリギリレギュラーの私も挑戦します
今回、日本代表としてことしの国際大会で銅メダルを獲得した仲榮眞昂哉さんが、ペアを組んでくれました!
渡辺マリナアナウンサー:
最初から意外とできます。ボールも軽いのであまり力が要らないですね
3分ほどプレーしているとラリーが続くようになり、気づけばカメラを忘れてボールを追っていました。
渡辺マリナアナウンサー:
ピックルボール体験しました。私今日初めての挑戦だったんですけど、1発目からラリーを楽しむことができて、とっても楽しかったです。コートもそんなに広くないので、程よい運動量で運動音痴な私でも楽しむことができました
その手軽さから、幅広い世代に愛されるピックルボール。小学2年生の女の子も夢中。
鎌田ひまりさん(8):
知り合いがさそってくれたから、やったら楽しかったから始めた
Qどういうところがたのしい?
自分が決めたとき。(大会で)1位になりたい
今年75歳の細川さん。もともとソフトテニスをしていましたが、去年、ピックルボールの大会に出たことをきっかけに、とりこに。75歳とは思えない俊敏なステップ!
細川邦昭さん(75):
やったことない人でもすぐに試合ができるから良いと思います。沖縄の試合は全部出てます。死ぬまで頑張ります
中には、夫婦で参加している方も。
高田俊助さん(73)さよ子さん(72)夫妻:
年よりでも楽しくできるっていうのはメリットじゃないかな。この年ですと、どうしても普通のスポーツとか、なかなか仲間に入りにくいじゃないですか。野球にしても何にしても70過ぎると。これ(ピックルボール)はもう年齢関係なく楽しくできますので、生涯のスポーツと位置づけてやってます
人気の高まりと確かな手ごたえに、琉球ピックルボールではこんな目標も・・・
琉球ピックルボール 金城直人さん:
老若男女楽しめるっていう所で、本当に年齢層幅広い中で皆さんコミュニケーションを交わせるっていうので、その魅力と、あとはやはり観光立県沖縄ということで、観光とスポーツをつなげていって、大会を通じて県外だったり、海外の方を誘致するような寄り組を考えております
話題のピックルボール、みなさんも体験してみてはいかがでしょうか。