埼玉に住む男が、SNSで知り合った女子高校生を8日に誘拐した容疑で、23日逮捕された。女子高生は、山梨・青木ヶ原樹海で15日に遺体で見つかった。男は「一緒に自殺をするために女子高校生を誘った」と供述している。
SNSで知り合った女子高生を樹海へ誘い出す
23日午前、埼玉・浦和署でカメラが捉えたされたのは茶色い髪の男、覚間悠仁容疑者(21)だ。女子高校生を連れ去り、誘拐した疑いがもたれている。

2人が知り合ったのはSNSで、6月8日、覚間容疑者は、女子高校生を山梨の河口湖駅に誘い出した。2人が一緒に歩いて向かったのは、青木ヶ原樹海だった。

2人で入ったとみられるが、出てきたのは覚間容疑者1人だった。女子高校生は1週間後の15日、樹海の中で変わり果てた姿で見つかった。
容疑者が自殺を手助けした可能性も
警察が覚間容疑者のスマートフォンを調べたところ、犯行前「自殺仲間募集」や「ロープの結び方」などと検索していたことが分かった。

調べに対し、覚間容疑者は「一緒に自殺をするために女子高校生を誘った」と供述している。しかし、犯行後の検索ワードは「埼玉行方不明者」などだった。
警察は覚間容疑者が、女子高校生の自殺を手助けした可能性もあるとみて調べている。
(「イット!」6月23日放送より)
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