岩手県矢巾町の岩手県産は、東日本大震災の後から販売している「サヴァ缶」について、サバの不漁などを受け販売を終了することを決めました。

東日本大震災からの復興を発信しようと2013年から販売されてきた「サヴァ缶」は、洋風に味付けされた5種類があり、累計販売数1200万個以上という大ヒット商品です。

しかしサバの不漁や缶・オリーブオイルなどの価格高騰を受けて、5月末から製造拠点である岩手缶詰では生産を休止。
販売を手掛ける岩手県産では、先週いっぱいで小売店などからの注文の受け付けを打ち切りました。

岩手県産 高橋伸和参事
「お客様からは続けてほしいという声は聞こえるが、残念ながらという結果」

今後について高橋参事は「サヴァ缶に代わるヒット商品は難しいとは思うが、県産品で何か喜んでもらえる商品を頑張って作っていこう現在模索中」と話していました。

サヴァ缶は現在、盛岡市と平泉町の「らら・いわて」やインターネットなどで販売されていますが、在庫がなくなり次第販売終了となります。

岩手めんこいテレビ
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