鳥取・米子市の住宅で6月23日未明、火事があり母屋など2棟が全半焼し、焼け跡から1人の遺体が発見されました。
火事があったのは、米子市大崎の無職・木村敏雄さん(75)の住宅で23日午前1時半ごろ、この家の住人から「1階から火が出ている、家の中に身体の不自由な父親がまだいる」などと消防に通報がありました。
火は消防による消火活動の結果、約3時間40分後の午前5時過ぎに消し止められましたが、木造一部2階建ての母屋約170平方メートルが全焼したほか、隣接する木造2階建ての離れも半焼しました。
そして焼け跡から1人の遺体が発見されました。
木村さんは、妻と息子の3人暮らしで息子と妻は逃げたものの、木村さんとは連絡が取れていないということです。
また、避難した妻もけがをして病院に搬送され重傷です。
警察と消防では、発見された遺体の身元の確認を急ぐとともに、無事だった息子から話を聞くなど出火原因の詳しい調べを続けています。