浜田市によると23日早朝、島根・浜田市の浜田自動車道下り線で、車とツキノワグマが接触する事故があったとして、注意を呼びかけています。

ネクスコ西日本から連絡を受けた市は、クマと高速道路上で遭遇した場合について、5点の対応策を挙げています。
〇前方にクマが出現したら対向車などに注意しながら、過ぎ去ったのちにゆっくりとすり抜ける。
〇クマの前で停車するときは、後続車の追突を防ぐために急ブレーキを避けて速度を落とし、周囲への注意を呼び掛けるためハザードランプを点灯する。
〇窓はしっかりと閉め、ドアをロックしてクマが車内に侵入するのを防ぐ。
〇クラクションは興奮させてしまうことがあるため、むやみに使わない。
〇クマと接触した場合は、クマが生きていて(母グマが付近にいる恐れ)襲われる場合もあるため、決してクマに近づかないこと。車を降りず、警察や道路管理者に連絡すること。

また島根県警によると、23日早朝に浜田道の道路上にクマの死骸があるとの通報があり、現場に駆け付けたところ死骸を確認し、道路わきに寄せる対応をしたということで、これが車と接触したクマと見られています。

TSKさんいん中央テレビ
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