22日朝、河北町の中心部でクマの目撃が相次いだ。その後クマは民家の庭に潜んでいるところを捕獲され、山に放された。
22日午前6時半ごろ、河北町の中心部で「クマが住宅街を走っている」と目撃した人から警察に通報があった。
その後も通報が相次ぎ警察と消防が捜索を行ったところ、午前10時過ぎに最初の目撃場所から約500m北西にある町民体育館近くの民家の庭で、潜んでいるクマを見つけた。
(住人)
「警察とか騒がしくなっていて、何かと思ったらうちの庭にクマがいると。ここら辺(松の木の下)で寝ている感じで」
クマは正午過ぎに獣医師が麻酔をかけたうえで捕獲。外へ運び出された。
警察によるとクマの体長は約1m、成獣と見られる。
今回のクマの出没によるけが人はいない。
(住人)
「小学校、学童保育も幼稚園も近い。たまたま休みで誰にも危害がなかった。それが一番」
町によると、クマは搬出されたあと町内の山へ放された。