知人男性とのトラブルで書類送検された勝山市議会の李江嵐議員をめぐって、本人が
委員会に提出した報告文書に問題があるとして市議会が「懲罰特別委員会」を設置し、17日、李議員本人が弁明しました。
委員会は、16日の本会議に懲罰動議が出され、設置されました。李議員が起こした問題に関して、これまでに本人が委員会に報告した文書には、虚偽や歪曲などの問題があり、議会の秩序を乱すなどとして処分が話し合われることになりました。
17日の委員会では、李議員が虚偽や歪曲があるとした指摘を否定した上で「このような理由で懲罰動議をかける事例をつくれば、活発な議論をする市議会の責務が果たしにくくなる。慎重な判断をお願いしたい」と述べました。
懲罰特別委員会は今後も開かれ、処分について話し合われます。
李議員は6月10日、知人男性に暴行を加えた上、威圧的な発言をしたとして書類送検されました。市議会は政治倫理調査特別委員会を設置し、調査を進めています。
