岩手県奥州市出身でドジャースの大谷翔平選手が、6月17日のパドレス戦で先発のマウンドに上がり、1回を投げ1失点の力投を見せました。
また、バッターとしては2打席連続タイムリーヒットを打ち、チームを3連勝に導きました。
2023年9月に右ひじを手術した大谷選手が、1年10カ月・663日ぶりの登板です。
先頭バッターにはストレートを軸に攻め、打ち取ったかに見えましたが、センターの前に落ちるヒットになります。
続く2番バッターの4球目で、17日最速の161.3km/hをマークします。
その後ヒットを打たれピンチを招くと、3番バッターにはセンターへ運ばれます。
際どいタイミングでしたが、これが犠牲フライとなり先制点を許します。
それでも崩れることなく、後続を内野ゴロに打ち取り、予定の1イニングを投げ切ってマウンドを降りました。
一方、バッターとしては1点を追う3回の第2打席、左中間を破るタイムリーツーベースヒット。自分のバットで同点に追い付きます。
さらに続く4回の第3打席、今度は高めのストレートをライト前に運ぶ2打席連続のタイムリーヒット。
17日は4打数2安打2打点。
自らの二刀流復帰を祝う活躍で、チームを勝利に導きました。
大谷翔平選手
「そこまでいい結果だったとは言えないですけど、きょう投げ終えてまた次も投げられそうな雰囲気があることが一歩前進かなと思います」
(岩手めんこいテレビ)