岩手県盛岡市は6月17日、市内の教育・保育施設で、リンゴ病の集団発生が確認されたことを明らかにしました。岩手県内での集団発生は2025年初めてです。
盛岡市保健所によりますと、6月10日、市内の教育・保育施設から「複数の園児に頬や腕に発疹の症状がある」と報告がありました。
保健所が調査したところ、6月4日から10日までの間に園児20人に症状があり、このうち16人が医療機関でリンゴ病と診断されていました。
症状があった園児は快方に向かっているということです。
岩手県内でリンゴ病の集団発生が確認されたのは2025年初めてです。
顔などに赤い発疹が出るリンゴ病は、飛沫感染や接触感染で広がり、妊婦が感染すると流産や死産を起こすことがあります。
2025年は全国的にリンゴ病が流行していて、県や盛岡市では手洗いなどで予防を徹底するよう呼びかけています。
(岩手めんこいテレビ)